これからWordPressを使ってホームページを作りたいと考えている方には、「具体的に何をどうすればいいの?」と思う方もいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、「WordPressを使ったホームページの作り方」について
- 事前準備について
- WordPressの初期設定について
- 中身の作成について
の3段階に分けて解説していきます。
今回の記事では、全体の流れと「事前準備」について解説します。
WordPressでホームページを作る全体の流れ
WordPressでホームページを作る具体的な手順を開設する前に、その全体的な流れについてご説明します。
全体の流れを頭に入れておくと、今後の説明がより分かりやすくなると思います。
全体の流れとしては、以下のようになります。
- ホームページの設計
- サーバー契約
- ドメイン取得
- WordPressのインストール・初期設定
- ホームページの中身の作成
実際にWordPressを使い始める前に、1~3の事前準備が必要になります。
その後WordPressをインストールして、ホームページの中身を作っていくという流れです。
それぞれ具体的に解説していきます。
ホームページの目的やターゲット、掲載する内容を決めよう
まず、ホームページを作ることが決まった段階で、どういう作り方で作るにせよ、最初にホームページ全体の設計を行う必要があります。
ホームページの設計とは、「どういうホームページを作るのか」を考えるということです。
ホームページの設計って何だか難しそう…
と思う方もいるかもしれませんね。
ただ、どういうホームページを作るのかを最初にある程度決めておかないと、ホームページ作成が上手く進まない可能性が高くなります。
家を建てるときも、最初に設計をしないと建てられませんよね!
また、そもそもどういう作り方でホームページを作るのかということにも影響してきます。
場合によっては、「ホームページをWordPressで自作する」という手段が適さないことも考えられます。
ホームページを作り始めてから、「自分で作るのが大変だから外注すればよかった…」「WordPressを使わない方がよかった…」ということにもなりかねません。
では、ホームページの設計とは具体的に何をするのでしょうか?
なるべく詳細に設計した方がいいのは間違いありませんが、ここであまり時間をかけすぎても先に進めませんし、後からいつでも方向転換できますので、以下の3点をざっくりとでも決めておきましょう。
- ホームページを作る目的
- ホームページを誰に見てほしいか(ターゲット)
- ホームページに掲載する内容と全体の構成
それぞれ説明します。
ホームページを作る目的
あなたは何のためにホームページを作るのでしょうか?
ホームページを作ること自体が目的ではないはずです。
ホームページはあくまで目的を達成するための手段なのです。
- ホームページをきっかけに自分の商品を買ってもらいたい
- ホームページで自分のお店のことを知ってもらいたい
- ホームページ経由でお問い合わせや資料請求をしてもらいたい
など、目的はそれぞれあるかと思います。
まずはここを明確にしておかないと、どんなホームページを作ればいいかも変わってきます。
最初に「ホームページを使って何がしたいのか」を明確にしておきましょう。
ホームページを誰に見てほしいか(ターゲット)
あなたはホームページをどんな人に見てもらいたいですか?
ホームページを作るということは、ホームページを見る人がいるということです。
ホームページは見る人(ターゲット)のことを考えて作らないと、すぐにページを閉じられてしまいます。
ターゲットによってホームページ全体のデザインやカラーも変わってくるでしょう。
例えば、そのホームページが20代女性向けなのか50代男性向けなのかによって、作るべきデザインが大きく変わることは想像できるのではないでしょうか?
ターゲットはなるべく詳細に絞った方がいいのですが、少なくともホームページを見てもらいたい人の「年代」と「性別」は考えておいた方がいいでしょう。
ホームページに掲載する内容と全体の構成
目的とターゲットが決まったら、次はホームページに掲載する内容を整理してホームページ全体の構成を考えましょう。
全体の構成を最初に考えないで、ホームページを作りながらどんな情報を載せるか考えていくというやり方をすると、余計に作るのに時間がかかったり、最終的に内容がごちゃごちゃしたホームページが出来上がってしまいます。
もちろん作成途中や完成後に修正しても大丈夫ですので、最初にある程度時間をかけてでも、ホームページに掲載する内容と全体の構成は整理しておいた方がいいでしょう。
それぞれのお店や会社によって業種や規模も異なるので、どんな情報をどんな量でどのように掲載するかに完全な正解はありません。
迷ったら、同じ業種の同じ規模のホームページをいくつか参考にしてみるといいでしょう。
サーバーとドメインを用意しよう
ホームページ全体の設計ができたら、次にサーバーとドメインを用意する必要があります。
ホームページ作成ツールでホームページを作る場合は、サーバーとドメインの契約までセットでできることもありますが、WordPressの場合は別で用意する必要があります。
サーバーやドメインって何?という方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
サーバーやドメインの具体的な契約の手順は各サービスによって異なりますので、詳細な解説は省略します。
そうは言っても、検索したらサーバーもドメインも契約できるところがたくさんあって、どこで契約すればいいか分かりません…。
という方には、当サイトでも利用している「エックスサーバー」をおすすめします。
エックスサーバーの特徴は、下記のようなものが挙げられます。
- レンタルサーバーの国内シェアNo.1
- 管理画面が分かりやすくて初心者でも使いやすい
- ドメインの取得も一緒にできる
- スタンダードプランなら月額1,000円前後で利用可能
- 定期的にキャンペーンを行っている
エックスサーバーに関しては、契約の具体的な手順を別の記事でご紹介したいと思います。
まとめ:WordPressでホームページを作るためには事前準備が必要
さて、WordPressでホームページを作る全体の流れと、事前準備として、
- ホームページの設計
- サーバーとドメインの契約
が必要であることを解説しました。
特にホームページの全体設計を意識せず、いきなりホームページを作り始める方も多いですが、「家は設計しないと建てられない」ということは意識しておいてください。
「ホーム(=家)ページ」というぐらいですからね!
次の記事では、「WordPressのインストールと初期設定」について解説します。
WordPressのインストールについては、契約しているレンタルサーバーによって画面や手順が異なりますので具体的な解説は割愛しますが、まずは大まかな流れをつかむためにも、ぜひ次回の記事も参考にしてみてくださいね!
WordPressでのホームページ制作について分からないことがあれば、下記公式LINEから無料でご相談いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。