- ランディングページのコンバージョン率をもっと上げたい!
- ランディングページへのアクセスはあるが、フォームに入力されずに離脱されることが多い…
- ランディングページにどうやって入力フォームを設置すればいいかわからない…
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
入力フォームは、ランディングページのコンバージョン率にも大きく影響することもあり、非常に重要な役割を果たします。
そこで、この記事では「コンバージョン率を上げる入力フォームの作り方」について解説します。
この記事を読むと、入力フォームを作る際のポイントがわかり、ランディングページのコンバージョン率の改善につながるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼ランディングページの作り方や制作の流れについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
入力フォームはコンバージョンに向けた最終ステップ
ランディングページでは、一般的にフォームに名前やメールアドレスなど何かしらの情報を入力させて送信させることをコンバージョンとします。
つまり、フォームへの入力はコンバージョンに向けた最終ステップであり、ここでユーザーを離脱させないことがコンバージョン率アップに大きく影響するのです。
そんな入力フォームを作る際に気をつけるポイントを解説していきます。
入力フォームはLP内に設置しよう
ランディングページに入力フォームを設置するには、主に以下の3つの方法があります。
- ランディングページ内にフォームを設置する(一体型)
- ランディングページからフォームを設置した別のページに遷移させる(遷移型)
- PC画面の右側や下側にフォームを固定で表示させる(固定型)
以前はランディングページから別のフォームページへ遷移させる形式が多かったのですが、最近はランディングページとフォームが1ページ内にまとまっている一体型のものが主流となっています。
ユーザーにストレスを与えることでコンバージョン率は下がってしまうため、なるべくシンプルに入力を済ませられる一体型が多く採用されているのです。
ただし、入力項目数が多い場合など、遷移型の方が有効な場合もありますので、状況に応じて使い分けるようにしましょう。
また、最近はPCよりもスマホで見るユーザーが多いため、主にPC画面で使われる固定型のランディングページもそれほど多くはありません。
入力フォームではユーザーにストレスを与えないことが重要
入力フォームを作るにあたって最も重要なのは、「ユーザーにストレスを与えない」ことです。
ユーザーはフォームに入力しているときが最もテンションが上がっている状態ですが、手間に感じたり疑問を持ったりした時点で入力をやめてしまいます。
テンションの上がっているユーザーにストレスを与えず、いかにスムーズに入力をしてもらうかがコンバージョンに大きく影響するのです。
CV率の高い入力フォームを作る際に気をつけるべき5つのポイント
それでは、ユーザーにストレスを与えず、コンバージョン率を高める入力フォームの作り方について解説します。
入力項目は必要最低限に絞る
入力項目が多すぎると、ユーザーは面倒に感じて離脱してしまいます。
「名前」と「メールアドレス」を最低限の項目として、その他の項目は本当に必要かどうかを考え、目的に応じた項目に絞って設置するようにしましょう。
例えば、以下のような項目を設置する場合は、本当に必要かどうか一度検討しましょう。
- ふりがな
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 職業
- 電話番号
- 確認用のメールアドレス
入力時に不安や疑問を感じさせないようにする
入力しているときに、
- この項目はどうして入力する必要があるの?
- この項目は何を入力すればいいの?
- この項目は入力必須の項目なの?
といった不安や疑問を感じると、ユーザーは「やっぱりいいや」と入力を途中でやめてしまうことがあります。
フォームには個人情報を入力することになるため、ユーザーは不安を抱きやすいものです。
必要以上の項目は設置しないようにしましょう。
また、個人情報の取り扱いに対するユーザーの不安をやわらげるために、フォーム内にプライバシーポリシーを掲載しておくのも効果的です。
入力エラーはリアルタイムに表示する
例えば、
- 半角入力すべき項目が全角入力になっている
- 不要なハイフンが入っている
など、誤った内容や形式で入力された場合に、リアルタイムにエラーメッセージが出て、何が間違っているのかがわかるように設定しておきましょう。
送信ボタンを押した後にエラーが表示され、まとめて再入力することになると、ユーザーはストレスを感じます。
自動入力などのアシスト機能を活用する
入力する手間を省くために、自動入力を活用できる場合があります。
特に「住所」の項目は、ユーザーにとって入力するのが面倒でストレスになりやすいため、郵便番号を入力すると都道府県や市区町村が自動で入力されるよう設定できる場合は必ずしておきましょう。
自動入力機能は入力の負担を大幅に軽減できるため、ユーザーの離脱を防ぐのに非常に効果的です。
また、全角・半角の入力指定がある場合、どちらで入力しても自動でフォームにあった形式に変換する機能があると、入力ミスによるストレスを軽減できます。
このようなアシスト機能を活用し、なるべくユーザーが簡単に入力できる体制を整えることが大切です。
送信ボタンのテキストやデザインにこだわる
送信ボタンはコンバージョンへの入口であり、非常に重要な部分です。
そのため、送信ボタンのテキストやデザインにはこだわり、少しでもクリックしてもらいやすボタンにすることが大切です。
ボタンのテキストは、例えば、
- 購入する
- 問い合わせる
- 今すぐ申し込む
- 無料セミナーに参加する
- 無料でプレゼントを受け取る
といった「具体的な行動を促す言葉(動詞)」にすることで、ユーザーの意識を喚起することができます。
また、送信ボタンはわかりやすい位置に配置し、他の色と混合しないようにするなど、目立つデザインにしましょう。
ユーザーの目を引き、自然とクリックしたくなるようなテキストやデザインにすることが大切です。
入力フォームの4つの作成方法
ランディングページに入力フォームを設置する方法はいくつかあります。
4つ紹介しますので、目的や予算に合った方法で作りましょう。
フォーム作成ツール
フォーム作成ツールを使うことで、ランディングページにフォームを設置できます。
フォーム作成ツールで作ったフォームを、LP作成ツールやWordPressなどで作ったランディングページに埋め込むことで簡単に設置できます。
フォームを作成する専用のツールとなっているため、機能性やデザイン性の高いフォームを作れるのが大きなメリットです。
主なフォーム作成ツールとしては、
などがあります。
LP作成ツールのフォーム機能
ランディングページをペライチやWixなどのLP作成ツールで作る場合は、LP作成ツール内にあるフォーム機能を使うことで簡単にフォームを作ることができます。
LP作成ツールでは、プランにもよりますが、多くの場合フォーム機能が実装されています。
LP作成ツールだけでフォームの設置まで完結できるため、余計な手間をかけずに作るには一番いい方法といえるでしょう。
WordPressのプラグイン
ランディングページをWordPressで作る場合は、プラグインを使うことでフォームを作ることもできます。
プラグインとは、WordPressにさまざまな機能を追加する拡張機能のことで、フォームを作成するためのプラグインもあります。
簡単に設置できるうえ、HTMLやCSSの知識があれば自由にカスタマイズすることもできます。
最も有名なフォーム作成用プラグインとして、「Contact Form7」があります。
外注する
入力フォームの作成を自社で行うのではなく、外注するのも1つの方法です。
プロに外注することで、オリジナリティのあるフォームや複雑なフォームを作成できます。
フォームの項目数が多かったり、複雑なフォームを作る必要があったりする場合は、プロのデザイナーに外注することも検討してみましょう。
ランディングページ自体は自社で作り、フォームの部分だけを外注して作ってもらうということもよくあります。
まとめ:スムーズに入力できるフォームを作ってCV率をアップさせよう
以上、「コンバージョン率を上げる入力フォームの作り方」について解説しました。
入力フォームは、コンバージョン率を大きく左右しうる重要な部分です。
フォームの入力でユーザーにストレスを感じさせてしまうと、離脱されてしまいます。
今回紹介したポイントを押さえて、ユーザーにスムーズに入力してもらえるフォームを作り、ランディングページのコンバージョン率を高めていきましょう!
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