- Web広告ってそもそも何?
- Web広告っていくつか種類があるけど、どの広告を使えばいいの?
- Web広告を運用するときに気をつけることはある?
と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ランディングページは作っただけでは意味がなく、実際にユーザーにアクセスしてもらう必要があります。
ランディングページにアクセスを集めるための手段としてよく使われるのが「Web広告」です。
そこで、この記事では、「ランディングページにアクセス集めるためのWeb広告」について解説します。
この記事を読むと、Web広告を運用する際のポイントがわかり、より多くアクセスしてもらえるランディングページ運用ができるようになります。
初心者の方にもわかるように解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼ランディングページの作り方や制作の流れについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
Web広告とはインターネット上の媒体に掲載される広告
「Web広告」とは、インターネット上の媒体に掲載される広告のことをいいます。
具体的には、GoogleやYahoo!などの検索エンジン、InstagramやX(旧Twitter)などのSNS、YouTube、メールなど、さまざまな媒体に掲載されます。
一方、テレビやラジオ、新聞や雑誌などに掲載される広告は「マス広告」と呼ばれています。
インターネットが爆発的に普及している近年では、Web広告の需要は拡大を続けており、電通の調査によると、2021年には日本国内でWeb広告費が初めてマス広告費を上回ることとなりました。
そして、今後もその傾向は間違いなく続くことでしょう。
LPの集客にWeb広告を使う4つのメリット
ランディングページへのアクセスを集める方法はいくつかありますが、最も手っ取り早いのがWeb広告を使う方法です。
広告費用がかかるというデメリットはありますが、メリットも大きい手法です。
ランディングページの集客にWeb広告を使う4つのメリットを紹介します。
メリット①:成果が早く出やすい
Web広告を使う最大のメリットは、成果を早く出すことができる点です。
ランディングページへの集客方法として、SEO対策を行い検索エンジンで上位表示させる、SNSで発信するといった方法は、成果が出るまで時間がかかるうえに不確実でもあります。
また、メールマガジンやLINE公式アカウントで配信する方法は、そもそもリストを集めるまでが大変です。
それに比べて、Web広告を使う場合は、広告費をかけるだけで多くのユーザーに配信できるため、他の方法に比べて成果が出るまでが非常に早いのです。
メリット②:ターゲットを細かく設定できる
Web広告は、媒体や出稿方法などによっても異なりますが、ユーザーの年齢・性別・地域といった基本的な属性、趣味や関心のある事柄、実際に検索しているキーワードなどに基づいた広告を配信することができます。
そのため、ターゲットとするユーザーに対して的確に広告を表示できるのが大きなメリットです。
ターゲットを細かく設定することで、無駄な広告配信が少なくなり、より高い費用対効果が期待できるでしょう。
メリット③:効果測定・改善がしやすい
Web広告は、分析ツールを活用することで、データ計測・効果測定が比較的用意にできるため、ランディングページや広告の改善がしやすいのも特徴です。
改善のサイクルを回すことで、より短期間でより効果が高い広告を配信することができます。
メリット④:マス広告と比べて少額から運用できる
Web広告の運用には費用がかかりますが、テレビやラジオ、新聞や雑誌などに掲載されるマス広告と比べると、少額から運用することも可能です。
課金の仕組みはいくつかありますが、代表的な課金方法である「クリック課金」では、出稿するだけでは費用がかからず、広告がクリックされてはじめて課金されるという仕組みになっています。
さらに、広告出稿前に予算の設定が可能なため、まずは低い予算で設定し、効果があれば予算を拡大して広告出稿を行うといった対応ができるのも魅力です。
また、上記のとおり、ターゲットを細かく設定して配信したり、より費用対効果の高い広告に改善したりすることで、さらに費用を抑えることができます。
LP運用時によく使われるWeb広告の種類と特徴
Web広告と一括りにいっても、配信する媒体やプラットフォーム、配信方法などによって10種類以上に分類されます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告(バナー広告)
- アドネットワーク広告
- リターゲティング広告
- 純広告
- アフィリエイト広告
- ネイティブ広告
- 記事広告
- SNS広告(Facebook広告・Instagram広告・X広告・LINE広告など)
- 動画広告(YouTube広告)
- リワード広告
- デジタル音声広告
- メール広告
商品やターゲットとの相性やそれぞれの強みがあるため、特徴を理解したうえで、最適なWeb広告運用を行うことが重要です。
ここでは、ランディングページを運用する際によく使われる、次の3つの広告の特徴をご紹介します。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告(バナー広告)
- SNS広告(Facebook広告・Instagram広告・X広告・LINE広告など)
リスティング広告
「リスティング広告」は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に表示される広告のことです。
ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されることから、「検索連動型広告」とも呼ばれています。
検索キーワードに対して1クリックあたりの単価を指定して入札し、より高い単価で入札した広告が上位表示される方式で運用されているため、人気のキーワードはクリック単価が高額になりがちです。
主な特徴
ターゲット層 | 顕在層(今すぐ客) |
---|---|
課金方法 | クリック課金 |
費用相場 | 数十円~数百円程度/1クリック |
メリット | 出稿から効果を得られるまでの期間が短い 検索して表示される広告のため、関心の高いユーザーにアプローチしやすく、比較的成約につながりやすい 低予算から始められる |
デメリット | 業界やキーワードによっては単価が高額になる 潜在層や無関心層にはアプローチできない キーワードの見直し改善など運用に手間がかかる |
ディスプレイ広告(バナー広告)
「ディスプレイ広告(バナー広告)」は、Webサイトやアプリなどの広告枠に画像や動画で表示される広告です。
画像や動画を表示することができるため、ユーザーの目を引きやすいという特徴があります。
また、広告の内容に関連のあるWebサイトに広告が表示されるため、購入意欲が高まりきっていない潜在層も含めた幅広い層にアプローチするのに適しています。
主な特徴
ターゲット層 | 潜在層(まだまだ客)〜顕在層(今すぐ客) |
---|---|
課金方法 | クリック課金、¸インプレッション課金 |
費用相場 | 数十円程度/1クリック |
メリット | 画像や動画を表示できるため、視覚的に訴えられる Webサイトの内容に関連のある広告が表示されるため、衝動買いを促しやすい |
デメリット | 閲覧中のWebサイトにたまたま目に入った広告からアクセスされることも多いため、離脱されやすい ターゲット層が幅広いため、効果が予想しにくい |
SNS広告(Facebook広告・Instagram広告・X広告・LINE広告など)
SNS広告は、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、LINEなどのSNS上に表示される広告です。
SNSのタイムライン上に一般ユーザーの投稿に紛れて表示されるものが中心で、その他おすすめアカウント欄などにも表示されます。
テキストやバナー画像だけでなく、最近では動画やカルーセル(スライドショー)を活用して訴求するものも増えています。
主な特徴
ターゲット層 | 無関心層(未来の顧客)〜顕在層(今すぐ客) |
---|---|
課金方法 | クリック課金、インプレッション課金、エンゲージメント課金など |
配信媒体 | Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINE、TikTokなど |
費用相場 | 数十円〜数百円程度/1クリック、数百円程度/1000インプレッション、数十円〜数百円程度/1エンゲージメント |
メリット | SNSのタイムライン上に自然に表示されるため、ユーザーに受け入れられやすい ユーザーのSNSアカウント情報に基づいたターゲティング精度の高い配信ができる 拡散されることで予想以上に反響があることもある |
デメリット | 各プラットフォームごとにユーザーの特徴が異なるため、適切なSNSを選定しなければ効果は薄い SNSのタイムラインは常に多くの情報が更新されているため、コンテンツの魅力が足りないと埋もれやすい |
Web広告運用のポイント
Web広告は、ランディングページにアクセスを集めるために非常に効果的な方法ですが、ただ漠然と運用していても無駄にコストがかかってしまいます。
ここでは、Web広告を効果的に運用するためのポイントについて解説します。
目的とターゲットを明確にする
Web広告を使ってランディングページを運用する際に最も重要なのは、目的とターゲットを運用前に明確にしておくことです。
- 何のために運用するのか
- 誰に向けて配信するのか
- 具体的にどのぐらいの数値を目標とするのか
を最初に考えておく必要があります。
それらを決めてからでないと、広告手媒体・配信方法・課金方法・予算・運用期間などを決めることができません。
より効果の高い広告運用を行うためにも、事前に戦略設計をするようにしましょう。
効果測定と改善を繰り返す
Web広告は、一度出稿すればそれで終わりというわけではありません。
運用後は、「効果を測定して課題のある点を改善する」というサイクルを必ず繰り返し行うようにしましょう。
効果測定を行わなければ課題が見つからず、効果の薄い広告運用を続けることになり、コストだけが無駄にかかってしまう結果になります。
Web広告は、分析ツールを活用することで、効果測定を容易に行えるのも大きなメリットです。
分析ツールを上手く活用し、「計画→実行→評価→改善」というPDCAサイクルを繰り返すことで、より効果の高い広告運用を目指しましょう。
まとめ:Web広告を効果的に運用してLPにアクセスを集めよう
以上、「ランディングページにアクセス集めるためのWeb広告」について解説しました。
Web広告は、ランディングページにアクセスを集めるために最適な手法です。
とはいえ、Web広告はただ出稿すればそれで成果が出るというわけではありません。
あなたの事業に照らし合わせて、広告を運用する目的やターゲットを事前に明確にし、適切な運用方法を選択することが重要です。
また、運用開始後は効果測定と問題点の課題を改善し、PDCAサイクルを回すことで、より効果の高い広告運用を行うようにしていきましょう!
ランディングページ制作について分からないことがあれば、下記公式LINEから無料でご相談いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。