ランディングページのことを調べていると、似たような意味で「セールスレター」という言葉を目にすることはないでしょうか?
「セールスレター」とはどういったもので、ランディングページとは何が違うのでしょうか?
そこでこの記事では、
- セールスレターとは何か
- セールスレターとランディングページの共通点と違い
- セールスレターの基本構成
について解説します。
▼ランディングページの作り方や制作の流れについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
セールスレターとは、商品・サービスの販売や申し込みを促すための文章
セールスレターとは、「商品やサービスを販売するための文章」です。
最終的に商品やサービスの購入・申し込みにつなげることを目的としています。
単なる商品の説明だけでなく、営業マンのセールストークのように、読者の不安や喜びといった感情に働きかけるための内容を盛り込むため、長い文章で書かれることが一般的です。
なお、セールスレターは必ずしもインターネット上のページではなく、電子メールや印刷物で作成されるものも含まれます。
ランディングページとは、商品・サービスの販売や申し込みを促すためのWebページ
ランディングページは英語で「Landing Page」と書き、直訳すると「着地のページ」という意味になります。
広い意味では、検索やWeb広告などをクリックした際に最初に訪れるページ全般のことを指します。
狭い意味で使われる際は、ユーザーを商品やサービスの購入・申し込みといった行動に誘導することを目的としたWebページのことをいいます。
最終的に「お客さんを集める」=「集客」につながることを目的としているため、ランディングページとは「集客のために制作する広告用のWebページ」といえます。
▼「ランディングページ」について、詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
セールスレターとランディングページの共通点と違い
つまり、「セールスレター」と「ランディングページ」はともに、読んだ人に商品・サービスの販売や申し込みを促すためのページであるという点で共通しており、同じ意味合いで使われることも多くあります。
しかし、セールスレターとランディングページには異なる点もありますので、違いを2点紹介します。
形式の違い:セールスレターはランディングページの一つの型
ランディングページは、その形式によっていくつかの種類に分類されます。
一般的には、セールスレターのように、読者の感情に働きかけるための長い手紙のような形式で作られます。
しかし、そのほかにも通常の「ホームページ」のような形式や、「ブログ記事」のような形式で作られるものもあります。
その点で、セールスレターはランディングページの一つの型であるといえます。
媒体の違い:セールスレターは電子メールや印刷物で作成されることもある
ランディングページはインターネット上のページですが、セールスレターは必ずしもインターネット上のページであるとは限りません。
ダイレクトメールのように、電子メールや紙媒体で作成されることもあります。
その点で、インターネット上のページであるランディングページとは違いがあるといえます。
セールスレターの基本は3部構成
セールスレターは基本的に3つのパートで構成されます。
- キャッチコピー(ヘッドコピー)
- ボディコピー
- クロージングコピー
キャッチコピー(ヘッドコピー)
キャッチコピーは、最初に読者の目に入る文章で、ヘッドコピーともいいます。
読者は、自分によって必要なページかどうかを3秒で判断するといわれています。
つまり、3秒以内に心をつかまなければ、読者はそれ以降の文章を読んでくれません。
キャッチコピーは、読者にインパクトを与え、自分にとって必要なことが書かれているページであると一瞬で認識してもらえる文章になっていることが重要です。
ボディコピー
ボディコピーは、キャッチコピーを見て興味を持ってくれた読者に商品の必要性とその根拠を説明する、本文にあたる部分です。
単に商品の説明をするだけでなく、商品が読者のどんな問題を解決し、どんないい未来をもたらすかを語ることで、読者の信頼を獲得していきます。
「お客様の声」や「導入事例」、「メディア掲載実績」や「第三者の推薦」なども掲載することで、読者の信頼はより高まります。
クロージングコピー
クロージングコピーは、ボディーコピーまで読んでくれたユーザーの背中を押し、購入や申し込みに誘導するための文章です。
ボディパートまで読んだ読者は、商品にかなり関心を持っているはずですが、まだその心は揺れています。
迷っている読者に対して「今すぐ購入・申し込みしなければならない理由」を提示し、購入・申し込みの後押しをしてあげましょう。
▼「ランディングページの基本構成」について、詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ:セールスレターとランディングページは同じ意味合いで使われることが多い
以上、「セールスレターとランディングページの違いと共通点」について解説しました。
セールスレターとランディングページは異なる点もありますが、読んだ人に商品・サービスの販売や申し込みを促すためのページであるという点で共通しており、実際には同じ意味合いで使われることが多いです。
そのため、どういった違いがあるかということよりも、どのような内容にするかということの方が重要です。
本ブログでは、ランディングページ制作について書いていますので、ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね。
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