【初心者向け】WordPressを使ったランディングページ（LP）の作り方｜使えるテーマやプラグインも紹介

とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ランディングページは、WordPressを使って作られることも多くあります。

そこでこの記事では、「WordPressを使ったランディングページの基本的な作り方」について解説します。

この記事を読むと、WordPressでどうやってランディングページを作るのか具体的にイメージできるようになります。

初心者の方にもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▼ランディングページの作り方や制作の流れについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

WordPressは世界一のシェアを誇るホームページ作成システム

WordPress（ワードプレス）とは、一言でいうと「ホームページを作るためのシステム」の一つです。

正確にはCMS（コンテンツ・マネジメント・システム）と呼ばれるシステムの一つで、世の中に数多くあるCMSのなかで世界一のシェアを誇ります。

▼「WordPress」についての詳細は、こちらの記事も参考にしてみてください。

WordPressでは、通常のホームページだけでなく、ランディングページを作ることももちろん可能です。

では、WordPressを使ってランディングページを作ることに、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか？

WordPressを使ってLPを作るメリット

コーディングせずに作ることができる

WordPressでは、テーマやプラグインを活用することで、コーディングをせずにランディングページを作ることができます。

そのため、コーディングやデザイン作成の工数を削減することができます。
それだけでなく、そもそもコーディングの知識がなくてもランディングページを作ることができます。

HTMLやCSSを使って一から作ることに比べて、非常に手軽に作ることができるのです。

ページの修正がしやすい

WordPressで作ったランディングページは、修正や改善が必要になった際も手早く簡単に修正することができます。

そのため、急ぎで修正する必要があった場合でも迅速に対応できるのです。

また、ランディングページの制作を外注した場合でも、修正は自分自身で行うといったことも可能です。

カスタマイズが簡単

WordPressには、「テーマ」というデザインのテンプレートや、「プラグイン」という拡張機能を使うことで簡単にカスタマイズすることができます。

テーマを使うことで、一からデザインを作成する必要がありません。

ただし、あくまでもテンプレート内でのデザインなので、細やかなカスタマイズはできない点には注意が必要です。

また、プラグインを使うことで、お問い合わせフォームやショッピング機能なども簡単に実装することができます。

WordPressを使ってLPを作るデメリット

ある程度の知識が必要

上述のとおり、WordPressを使うことでコーディングをせずにランディングページを作ることができます。

HTMLやCSSなどの言語を使ったコーディングやプログラミングの知識は不要ですが、WordPress自体の使用方法はある程度知っておく必要があります。

すでにWordPressを使用したことがある方であれば問題ありませんが、まったく触ったことがない方からすると、慣れるまでに多少時間がかかるかもしれません。

細かなデザインは難しい

WordPressを使うことで簡単にデザインも作ることができますが、細かい部分までこだわったデザインは難しいでしょう。

こだわりのある細やかなデザインのランディングページを作る必要があるのであれば、コーディングやプログラミングを使って作成する必要があります。

作り始めるまでに準備が必要

WordPressを使う場合、サーバーやドメインの契約はもちろん、WordPressのインストールや初期設定なども必要になります。

それほど難しい作業ではありませんが、実際にランディングページを作り始めるまでにある程度準備が必要になることは覚えておきましょう。

▼「WordPressの初期設定」については、こちらの記事も参考にしてみてください。

固定ページを使って作るのがおすすめ

WordPressを使ってWebページを作る方法として、「投稿」と「固定ページ」を使う2つの方法があります。

「投稿」とは、ページを時系列やカテゴリ別に管理することができる機能です。
そのため、主にブログやホームページ上のお知らせページなどを作る際に使われます。

「固定ページ」とは、時系列やカテゴリに関係なく独立したページを作ることができる機能です。
そのため、主にホームページ上の会社案内やお問い合わせページなど、ページ単位で完結する内容を作成するために使われます。

ランディングページもブログ記事などとは違って独立したページですので、固定ページを利用して作成するのがおすすめです。

テーマやプラグインを上手く活用しよう

そして、実際にランディングページを作る際には、ランディングページを作るのに適したテーマやプラグインを使うのがおすすめです。

「テーマ」とはデザインのテンプレート、「プラグイン」とは拡張機能のことです。

用意されたテンプレートに沿って、画像や文章を配置していくことで、初心者の方でもランディングページを作ることができるため、これらを上手く活用しましょう。

おすすめテーマ4選

テーマには有料のものや無料のもの、ランディングページに特化したものなど、非常に数多くのものが存在します。

その中でも、初心者の方にも使いやすいテーマを4つ紹介します。

Lightning【基本無料】

「Lightning」は、WordPress公式サイトにも登録されている、シンプルでカスタマイズしやすい無料のテーマです。

シンプルなホームページ向けのテーマですが、ランディングページの制作にも使うことができます。

基本機能は無料で使うことができるため、いきなり有料のテーマを使うのに抵抗のある方にもおすすめです。

また、使用しているユーザーも多いため、使っていてわからないことも、調べると多くの情報が出てくる点もありがたいですね。

より機能の充実した有料版を利用すれば、使えるデザインや機能の幅が広がってさらに便利です。

参考：Lightning

Colorful【有料】

「Colorful」は、ランディングページ制作に特化した有料テーマです。

直感的な操作と多彩なデザインパーツで、パズル感覚でランディングページを作れるのが特徴です。

あらじかじめデザインされているセクション単位のデザインテンプレートを選択して組み合わせていくだけで作れるので、初心者の方にも使いやすいテーマになっています。

また、ボタンの装飾やカウントダウン機能など、25種類以上の便利な機能も使うことができます。

参考：Colorful

OOPS!【有料】

「OOPS!」は、TCDというテーマの内のひとつで、ランディングページの成約率を高めることに重点を置いた有料テーマです。

デザイン性・機能性の高いランディングページを、直感的な操作で簡単に作ることができます。

また、インプレッション数・クリック数・コンバージョン率の測定と、ABテストが可能なCTAを搭載しており、効果測定を簡単に行うことができるのが大きな特徴です。

参考：OOPS!

LIQUID LP【有料】

「LIQUID LP」も、ランディングページ制作に特化した有料テーマです。

「プロダクト」「リード」「サービス」という3種類のサンプルページが用意されているのが大きな特徴です。

用途に応じてサンプルページを選んで必要な部分を編集するだけで、簡単にランディングページを作ることができます。

レイアウトやデザインは自由に変えられるので、オリジナリティのあるランディングページにすることもできます。

参考：LIQUID LP

おすすめプラグイン3選

ランディングページは、テーマではなく、プラグインを使って作ることもできます。

プラグインを使うことで、WordPressテーマのデザインに縛られることなく、ページ単位で自由に作れるのが大きなメリットです。

プラグインの中には、ページを構築するための「ページビルダー」という種類のプラグインがあり、その中でも、初心者の方がランディングページを作るのに適しているものを3つ紹介します。

Elementor Page Bulider【基本無料】

「Elementor Page Bulider」は、様々なパーツをドラッグ＆ドロップで配置することで直感的にページを作成できるプラグインです。

海外製のプラグインですが、日本語表記にも対応していて、日本でも多くのユーザーに利用されています。

そのため、使い方がわからないときに多くの情報が見つかる点も大きなメリットです。

無料版でも基本的な機能はそろっているため十分ですが、有料版を使うことでさらに高機能なページを作ることができます。

参考：Elementor Page Bulider

LPtools【有料】

「LPtools」は、ランディングページ制作に特化したプラグインです。

さまざまな商品に対応したテンプレート集が用意されており、写真や文章を入れ替えるだけで簡単にランディングページを作ることができます。

また、デザイン済のブロックも40種類用意されており、それらを自由にカスタマイズすることで、オリジナリティのあるページも作ることができます。

参考：LPtools

Danganページビルダー【有料】

「Danganページビルダー」も同じく、ランディングページ制作に特化したプラグインです。

「見出し」「ボタン」」「お客様の声」など、ランディングページで一般的に使われる、12種類のデザイン済みパーツが用意されています。

それらを組み合わせることで、初心者の方でもサクサクとランディングページを作ることができます。

「LPtools」よりもカスタマイズ性が低い印象はありますが、その分価格が低いため、費用をあまりかけたくない方にもおすすめです。

参考：Danganページビルダー

まとめ：WordPressのテーマやプラグインを活用することで簡単にLPを作ることができる

以上、「WordPressを使ったランディングページの基本的な作り方」について解説しました。

WordPressのテーマやプラグインを活用することで、簡単にランディングページを作ることができます。

操作に慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、初心者の方にもおすすめの方法ですので、これからランディングページを作る方はぜひ一度検討してみてください。