「ランディングページはどのぐらいの長さで作ればいいんだろう?」
と悩む方もいらっしゃるではないでしょうか?
ランディングページは、2〜3スクロールで終わる短いものや、数十スクロールしなければ最後までたどりつかないものまでさまざまあります。
そこでこの記事では、「商品・目的別のランディングページの最適な長さ」について詳しく解説します。
この記事を読むと、あなたが作るランディングページはどのぐらいの長さにすればいいかがわかります。
初心者の方にもわかるように解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼ランディングページの作り方や制作の流れについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
LPの最適な長さは商品や目的によって異なる
ランディングページは一般的に縦長のページで作られることが多く、何十回もスクロールしなければ下までたどりつかないような非常に長いものもあります。
では、ランディングページはどれぐらいの長さで作るのが最適なのでしょうか?
結論を言うと、ランディングページに最適な長さはありません。
それは、売る商品やランディングページを作る目的によって成果の出やすいページの長さが異なるためです。
長いほど商品の内容をしっかりと伝えられますが、無駄に長すぎると読者にストレスを与えてページを離脱される原因にもなります。
また、長いランディングページを作る場合、当然その分費用や時間もかかります。
そのため、「ランディングページをどの程度の長さで作ればいいか」ということについて正解はありません。
LPの長さの目安は2,000px〜10,000px程度
とはいえ、ある程度目安がないとイメージしにくいかもしれませんので、一般的なランディングページの長さを紹介します。
あくまで目安ではありますが、PC用のランディングページであれば、短いもので2,000px程度〜長いもので10,000px程度で作られることが多いです。
長いものだと20,000px以上になることもあります。
「px」とは「ピクセル」と読み、デジタル画像のサイズを表す単位です。
一般的なPCは、画面の高さが720px〜1080px程度です。
つまり、短いランディングページの場合はPC画面2〜3スクロール分程度、長いランディングページの場合はPC画面10〜20スクロール分以上になるということです。
商品の特徴や目的、費用や時間など総合的に考えることが重要
ランディングページは、長くなればなるほど当然作るのに時間や手間がかかります。
制作を外注する場合は、長さに応じて費用が変わることもよくあります。
また、すべての商品やサービスにおいて、費用や時間をかけて作った長いランディングページの方が成果が出やすいかといえば、必ずしもそうではありません。
商品によっては、そもそも短いランディングページの方が成果が出やすい場合もあります。
ランディングページの長さをどの程度にするかは、商品の特徴やランディングページを作る目的、かけられる費用や時間など、総合的に考えたうえで決めましょう。
それでは、次に長いランディングページと短いランディングページが、それぞれどういった場合に適しているのかを解説します。
長いLPが適している場合
ランディングページでは、購入する気のないユーザーの心を引き付けて購入する気にさせるため、長い文章や多くの画像を使います。
その分ランディングページは必然的に長くなりやすいのですが、必ずしもすべての商品やサービスにおいて、長いページを作ればいいというわけではありません。
長いランディングページが適しているのは、主に次の3つの場合です。
単価が高い商品の場合
ランディングページで単価の高い商品を販売する場合、ユーザーの多くはなかなか購入を決断してくれません。
ユーザーを購入する気にさせるためは、商品がユーザーにとって価値のあるものであると感じてもらう必要があります。
そのためには、商品の詳細な説明や他社商品との比較、保証内容など、より多くの情報をセールストークのように適切な順番でユーザーに伝えることで、ユーザーを説得することが効果的です。
結果的に文章量や画像の量も増えるため、長いランディングページの方が適しているといえるでしょう。
商品やブランドの認知度が低い場合
多くの中小企業や個人事業主の商品やサービスは、基本的にユーザーに認知されていません。
そして、ユーザーは見たことのない商品名や企業名に対して警戒心を持っています。
そのため、商品の詳細説明や、実績、権威性、お客様の声など、商品を信頼してもらうための情報を多く掲載する必要があります。
そのため、必然的にページは長くなることが多いでしょう。
価値が伝わりにくい商品の場合
例えばセミナー、情報商材、サプリメントなど、効果や価値が伝わりにくい商品や怪しいサービスに対しては、一般的にユーザーは警戒心を持っています。
商品にどんな価値があるのかを説明し、上記同様、実績や権威性、お客様の声など多くの情報を掲載することで、商品に対する信頼感を高める必要があります。
短いLPが適している場合
反対に、詳細な説明が必要ない商品やサービスの場合、ユーザーが心変わりする前に申し込んでもらうために短く端的なランディングページが適しています。
具体的には、主に次の3つの場合です。
無料または単価が低い商品の場合
ランディングページでは、本当に売りたい商品を販売する前に、まずはメルマガに登録してもらったり無料のセミナーに申し込んでもらったりといった無料のオファーを目的とすることがあります。
また、化粧品や健康食品などを初回お試し価格で提供するといった場合もあります。
そういった無料や単価の低い商品の場合、ユーザーは気軽に申し込めるため、詳細な商品説明や長いセールストークは必要ありません。
ユーザーが心変わりする前に申し込んでもらえるよう、ランディングページではメリットや特典を大きく打ち出し、内容説明は最低限になることが多でしょう。
そのため、短いランディングページの方が適しているといえます。
商品やブランドの認知度がすでに高い場合
大手企業の商品や流行の商品など、商品やブランドの名前が広く認知されている場合は、その名前だけである程度十分な訴求効果があります。
すでに信頼性もあるため、ランディングページでは商品の説明は最低限で十分です。
その分デザインが重視され、インパクトのあるページでいかにユーザーの目を引くかが重要になります。
信頼性が高い商品の場合
行政や医療機関が提供・監修するなど、公共性や信頼性が高い商品の場合、細かい不安解消要素の情報はそれほど必要ありません。
公共性・信頼性の高い商品であることを大きく打ち出し、キャンペーンなどの特典をつけることでより申し込みにつながりやすいランディングページにすることができます。
まとめ:LPの長さは商品の特徴や作る目的を考えて決めよう
以上、「商品・目的別のランディングページの最適な長さ」について解説しました。
解説したとおり、ランディングページに最適な長さはありません。
売る商品やランディングページを作る目的によって、成果の出やすいページの長さが異なるためです。
また、ランディングページの制作にかけられる費用や時間も考えなければなりません。
ランディングページの長さを考えるにあたって、まずはあなたが売ろうとしている商品の特徴を考え、目的に合った長さのページを作るようにしましょう。
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